マンガ感想(ゲッサン6月号PART.2)

まねこい(ゲッサン創刊6月号PART.2)
モリタイシ、新連載。
第1話 記念すべき散々な日
無念の打ち切りを食らった『RANGEMAN』最終回から約一年半のニート生活(途中少年サンデー超に女女♂しっくす掲載)を経てゲッサンでついに復活。

『RANGEMAN』を偏愛してた自分的(私的2007年少年漫画ベスト1)にはまさに待望の新連載。

ミニ読み切り集のプロフィールのところに「スロースターターな性質を改善する」とあったのに微苦笑。
『RANGEMAN』の敗因は明らかにスタートダッシュの失敗だったからなあ。

今回ももてない少年が主人公なのは一緒なんだけど、『RANGEMAN』よりは確実にソフトかつキャッチーな滑り出し。
掴みとしては悪くないと思うんだけど、さて。


ちなみに『RANGEMAN』ファンとしてはちょい役での奥田君の登場が嬉しかった。

猫太郎がここにいるって事は貧乏から少しは脱出できたっぽいのはめでたいし、何より『RANGEMAN』世界と地続きってのが良いんだなあこれが。




後、ある意味「まねこい」以上に面白かったのが楽屋オチ満載の別冊付録「愛と勇気のミニ読み切り集」

F満しげゆきの実にらしい生態、貧乳ヒロインキョーコ誕生のきっかけとなったかもしれない藤木俊へのアドバイス、クリスタルな洋介へのフォローになってないフォロー、若木民喜のブログを思わせるサンデー仲間での建設的な議論などなど実に興味深い内容。

ちなみに荒川弘と親しいのは知ってたけどとよ田みのるとも懇意なのは知らんかったなー。

ま、人脈自慢とも取れなくもない内容なんで賛否両論ありそうだけど、個人的にはめっちゃ面白かったです。









あずまんが大王 補習編
あずまきよひこ、3号連続集中連載
1年生
あずまんが大王10周年ということで発売となる新装版を記念して7年ぶりに復活、短期集中連載スタート。

作画のタッチこそ変わってはいるものの、テンポや雰囲気は当時のままという感じで普通にのんびり楽しめました。






バースデイ
田辺イエロウ、読み切り
本誌で『結界師』絶賛連載中の田辺イエロウが読みきりで登場。
ミニ読み切りに掲載されるならともかくこれを本編に載せますか、ひでー(笑)。

それなりに期待してた分がっかり感は強いんだけど、でもまあ読み切りで良かったとポジティブに考えることにしたよ、うん。





よしとおさま!
四位晴果、新連載。
第1難 お庭番、参る
『メテオド』打ち切りから約一年半、忍者&押しかけ主従モノ(最近だと月刊少年マガジンでこの前始まった「四稲家の人々」とか)でゲッサンに登場。

『メテオド』よりははるかに読みやすく仕上がってるものの、男×男ってのが微妙。
女性読者はそれなりに取りこめそうだけど、果たしてゲッサン読者層にどれだけいることか。





ここが噂のエル・パラシオ
あおやぎ孝夫、新連載。
第1話 人生最後の日
スポーツ漫画からゲッサンのエロ担当に華麗なる転進。
お話的には、「明日のよいち」プロレスバージョンみたいな感じか。

モザイクはさすがにやりすぎな気がしないでもないが、一作ぐらいこういう作品があっても良いんじゃないでしょうか。






月の蛇 ~水滸伝異聞~
中道裕大、新連載
『ハルノクニ』、「トウテツの番人」の中道裕大が水滸伝モノで連載スタート。

いちおう中華ネタは「トウテツの番人」つながりではあるのかな、作画自体は悪くないと思うし、お話の方もほんとに梁山泊を敵に回すのかよ(どうせ梁山泊の誰かなんだろと思ってました)とある意味意外な展開。

ただ、自分が北方版『水滸伝』を途中で挫折したからというわけでもないんだけど三国志ならともかく水滸伝って馴染みが薄いと思うんだよね。

まあ、ジャンプで連載スタートする天野洋一「AKABOSHI -異聞水滸伝-」と相乗効果を生めばあるいはと思うんだけど、さて。






第三世界の長井
なかいけん、新連載。
ってさすがにこれだけだとどうもこうもないよなあ……「おわり」ってオムニバス短編なのか?






権力の犬、ポリスワン!
杉本ペロ、新連載。
『ネコなび』よりはマシではあるのだけど……とりあえずギャグ枠がこれだときついんじゃないだろか、雑誌的に。






楽神王 ~vero musica~
吉田正紀、新連載
『イフリート~断罪の炎人~』終了から約8ヶ月往年のガンガンを思わせるテイストの異世界バトルファンタジーでゲッサンに登場。

ミニ読み切り(『イフリート』キャラが懐かしくも楽しかった)を読むと6年前の読み切りが元になってるとのこと。
少年誌としては『イフリート』よりこちらのほうが正しいんだろうけど、ギャップもあって現状では微妙というしか。

ところで犬井正樹っていったい、作者の別ペンネームなの?




ゲッサン(月刊少年サンデー)6月号PART.1の感想はこちらから


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この記事へのコメント

  • 都落ち

    月の蛇
    ジャンプで水滸伝モノ連載するのにこっちでも始めちゃって…
    どうするんですかね?
    個人的には作画は天野洋一先生のほうが好きなんで頑張って欲しいです

    楽進王
    別名義での作品らしいです>犬井正樹

    2009年05月17日 23:39
  • TALKING MAN

    >個人的には作画は天野洋一先生のほうが好きなんで頑張って欲しいです
    1話目の時点で見るかぎりAKABOSHIの方が上な感じはしますね。
    ジャンプの新連載は好みはともかくとして満を持してるだけに完成度の高さ(一部例外は除く^^;)はさすがだと思いました。
    2009年05月19日 12:57
  • TALKING MAN

    あ、書き忘れた^^;

    >別名義での作品
    なるほどやっぱそういうことなんですか、ありがとうございます^^
    2009年05月19日 12:58

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木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、2009年5月14日(木)25:00-27:00)
Excerpt: ○木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、2009年5月1
Weblog: ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!
Tracked: 2009-05-22 01:58