よんでますよ、アザゼルさん。 3巻   久保保久  イブニングKC

イブニングで好評連載中の愉快な悪魔ギャグストーリー「よんでますよ、アザゼルさん。」の3巻が先月23日に発売。 今巻はイブニングに連載された20話から29話に加えてgood!アフタヌーン初号に掲載された「出張版よんでますよ、アザゼルさん」が特別収録。 今回もまたブラックジョーク&下ネタたっぷりのエピソードが笑わせてくれるんだけど、なかでは22話~24話のアンダ姐さん(いちおうグシ…

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ヤーンの選択 グイン・サーガ125 栗本薫 早川文庫JA

巡礼団と共にヤガを目指す途中で騎馬の民に襲われたヨナはスカールに助けられ九死を得るのだが……。 今回もまたたいして話が進んだというわけではないんだけど、グイン、ナリス、ヴァレリウス、リギア、グラチウス、そしてイシュトヴァーン、因縁も含めて思いの外共通の知り合いが多いスカールとヨナのやりとり自体はなかなかに興味深いものが。 なかでも実はいまだ本当の意味では北の豹と南の鷹は逢って…

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風雲への序章 グイン・サーガ123 栗本薫  ハヤカワ文庫JA

シルヴィアの問題を契機に皇帝アキレウスはついに我が息子たるグインに全権を委譲することを決断、名実共にケイロニアの豹頭王として君臨することになったグインの治世が今ここに始まる。 一方、ゴーラでは自ら建設したイシュタールでグインに負わされた怪我を癒しながらもイシュトヴァーンが新たな野望を燃やしていた―― 著者曰く 「本当の本編」というのは、グイン王率いるケイロニアVS.イシュトヴァ…

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豹頭王の苦悩 グイン・サーガ122 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

かくしてシルヴィアは売国妃となったのであった――――。 とまあ今回はそういうお話。 前巻に引き続き読んでいてひたすら暗澹とした気分になったわけだけど、前巻と違うのはけしてつまらなくはなかったこと。 たしかにまったくといっていいほど救われない話ではあったのだけれど、ケイロニアの良心というべきロベルトとあいかわらず駄目すぎるハゾスとの、そしてグインとパリスの牢でのやりとりは読みごた…

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サイロンの光と影 グイン・サーガ121 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

記憶の不備を抱えたままパロを立ち帰国の途につくグインとその一行、しかしてグインを迎えたのは歓喜だけではなかった――― というわけで今思えばそれなりに面白かった「旅立つマリニア」より2ヶ月おいて発売された今巻は久々にこれは酷いというお話が展開、読んでいて実にうんざりしたことであるよ。 というか2章までは普通につまらないだけなんだけど、3章以降、特に4章は不愉快さも加わって読み心地は…

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初恋限定。 2巻 河下水希 集英社ジャンプコミックス

河下水希が描く初恋をテーマにした恋愛オムニバス第2巻はめぐる可愛いよめぐるな第9話「トキメキドルフィン」から、バレンタイン決戦前夜な第17話「恋するカタチ」&サービスサービスな巻末おまけまんが「限定少女。」第2話を収録。 正直、連載当初はそれほどピンと来なかったんだけどキャラが出揃ったこの頃になるとすっかり高値安定。 めぐると武居先輩、名央と曽我部、慧と楠田、土橋と寺井などなどそれぞ…

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とめはねっ! 3巻 河合克敏 ヤングサンデーコミックス

2巻発売から約半年ぶり、とめはねっ!3巻がようやく発売。 連載してるヤングサンデーの方が絶賛不定期連載中ということもあってまとめて読むとこれが面白いの何の。 本誌の方は載ってるだけ満足した挙げ句、また休載かよと落胆するという繰り返しだからなあ。 帯はこのたび『月光条例』でサンデー本誌に復帰した藤田和日郎の激賞付き。 たしかにこんな書道部だったら入りたいよなあ>「とめはねっ!」があ…

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マジカル・ドロップス 風野潮 光文社

若くして亡くなった親友がタイムカプセルに遺した思い出のドロップには2時間17分限定の魔法が備わっていた……講談社児童文学賞、野間児童文芸新人賞、椋鳩十児童文学賞を受賞した著者が描く奇跡を手にした42才の主婦・菜穂子の青春回帰ストーリー。 メルモちゃんの赤いキャンディーみたいなドロップをかじれば15才の自分に戻れるという設定自体はかなり魅力的。 文法が児童小説に則ってるだけあって、…

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アンノウン-UNKNOWN- 古処誠二 文春文庫

自衛隊基地内の侵入不可能はずの部屋に、盗聴器が仕掛けられた。 この謎に挑むは、防諜部調査班の浅香二尉と同基地所属の野上三曹。 はたして犯人は? 動機は? 最近すっかり戦争文学作家になった感のある古処誠二(毎回直木賞にノミネートされては落ちてるのがかなり気の毒)のデビュー作にして第14回メフィスト賞受賞作。 真相は、解かれてみればなるほどというもので意外性はあるとはいえない…

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ランドックの刻印 グイン・サーガ 119 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

本を読み終わってここまで呆然としたのは久しぶりというかこのわき上がる感情をどう表現すればいいかわからないというか。 だってさ ノスフェラスで目覚めたのも、イシュトヴァーンと戦ったのも、スカール、フロリー、スーティー、アストリアス、リギア、ブランと出会ったのも、コングラスに寄ったのもマリウス一座で大受け取ったのも、そしてあれだけ引っ張りに引っ張ったタイスでのこともすべて(タイス伯爵にな…

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夕陽はかえる 霞流一 早川書房(ハヤカワ・ミステリワールド)

プロの暗殺組織〈影ジェンシー〉から仕事を請け負うプロの殺し屋〈影ジェント〉が暗躍する闇社会を舞台に、殺し屋同士の活劇、そして殺し屋が殺し屋殺しを推理するという本格ミステリ、双方の面白さを取り込んだ異形のエンターテインメント。 この小説の何が凄いって、山田風太郎の忍法帳を思わせるB級アクションがこれでもかと展開する奇天烈な世界設定を踏まえたうえで、本格ミステリとしてもあっと言わせるトリッ…

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クリスタルの再会 グイン・サーガ118 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

10月から3ヶ月続いた月刊グイン・サーガもとうとうラスト。 ようやくの、グインとリンダの再会がなったわけだけど、とにもかくにも長かった。 グインが一端記憶を無くしてから巻数にして23巻、時間にして3年半。 まあ、3年半で23冊を出すのは凄いっちゃ凄いんだけどさ。 ちなみに内容としては、マリウスが、ヴァレリウスが、ブランが、リンダが、ついでにグインまでとにかくしゃべってしゃべっ…

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マリア様がみてる フレーム オブ マインド 今野緒雪 コバルト文庫

「バラエティギフト」、「イン ライブラリー」に続く番外編パート3は写真にまつわる姉妹たちのエピソードを描いた短編集。 決着までまだ引っ張るんかいと思いつつ読んでたんだけど、いやこれはなかなか。 なかでも、すれ違う気持ちをどうしようもないほどの痛々しさで描き出した「不器用姫」が素晴らしい。 後、少し不思議で素敵なストーリー「四月のデジャブ」も良いやね。 ちなみに『マリア…

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Lady,GO 桂望実 幻冬舎

自分が好きになれずかといって何をするというわけでもなく派遣でその日暮らしを続ける冴えない女の子、南玲奈。 そんな彼女がキャバクラで働く中で新たな夢を見つけ次第に人間としても成長していくというキャバ嬢サクセスストーリー&ビルディングロマン。 キャバクラ嬢として成功するために必要な要素など、きっちりディティールはおさえつつもあまりディープな話にならず気楽に読めるエンターテインメントに…

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天使はモップを持って 近藤史恵 文春文庫

現在三冊まで出ているキリコシリーズの一作目。 新入社員の梶本大介をワトソン役にして、オフィス内の不倫、マルチ、ダイエットなどなどのトラブルを十代後半の清掃作業員キリコが鮮やかに解決していくいわゆる日常の謎な連作短編集。 ミステリ的には小粒ながらちょっとした恋愛模様と時折覗かせる「毒」が作品のアクセントになってるのがミソ、軽妙な筆致もあいまってリーダビリティは抜群です。 フェ…

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水神の祭り グイン・サーガ115 栗本薫 早川書房JA

まだまだ続くタイス編。 展開的にはあいかわらずのペースなんだけど、脱出方法がやっと見えてきたあたりに一縷の希望が。 実際、フロリーが伯爵に捕まったということを逆手に取った計画はなかなか。 ひたすら鬱陶しかったタリクやアン・シア・リンの出番が無かったという一点でも前回よりかはマシかと。 ただ、この展開だとどうやらガンダル戦はなさそうなんだけど、さて。 後は、なんだかんだ言いつ…

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ミラージュの罠 クラッシュ・ブレイズ 茅田砂胡 中央公論新社

クラッシュ・ブレイズシリーズ最新刊。 『ソフィアの正餐会』のザック・ダグラス再登場の巻。 旧交を温めるダグラスとリィの前に現れる謎の襲撃者ということでまたしても騒動に巻き込まれるリィとその愉快な仲間たち(キングとジャスミンはお休みだけど、レティーとヴァンツァーは登場)みたいな。 今回はいちおうエスピオナージュ仕立てではあるんだけど、そこはそれいつものノリで軽快に読ませます。 …

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紅鶴城の幽霊 グイン・サーガ114 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

今回はクムの大公タリクに勝手に惚れられたフロリーが、タイ・ソン伯爵とその娘アン・シア・リン(口絵は素晴らしい)の逆恨みを買ってさあ大変というお話。 終わる気配を見せないタイス編に少なくない読者がいい加減うんざりとしているこのタイミングでまるまる一話使ってフロリーの話をやるあたりがさすが栗本薫だなと思いました、以上(笑)。 いや、これ以上書こうとすると愚痴になるので今回はこのへんで…

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さくらんぼシンドローム 3巻 クピドの悪戯2 北崎拓 小学館

今回はヤングサンデーに連載された19話から28話までを収録してるんだけど、この漫画ほど毎回続きが楽しみだった漫画はなかったよ。 とにもかくにもストーリーテリング、そして引きの上手さが最高で、絶品のスクリューボールコメディとはこのことかみたいな。 インパクト的にはやはりエロチックなシチュエーション・コメディが展開する19話~22話かな。中身は19歳でも見かけは小学生という状況がたいへん…

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もう一つの王国 グイン・サーガ113 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

とうとう相対することになったグインとガンダルを描く序盤、中盤の幽霊公子との邂逅、タイスからの脱出を図るべく地下水路に単騎侵入したグインの冒険行を描く後半と今回もそれなりに読ませます。 特に、窮地に陥ったグインの前に意外な人物が現れる(まあ、ぶっちゃけ白のマーロールなんだけど)というラストの展開はなかなか意外性があって面白かった。 ただ、さすがにこのところのスローペースぶりにはかなりう…

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闘王 グイン・サーガ112 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

最近復調気味のグイン・サーガということもあって、白のマーロール戦の決着、脱出計画の一貫としての青のドーカスとの遺恨試合まではまずまず面白かったです。 ただ、その後がなあ(このへんから微妙にネタバレ)。 脱走計画がスイランが正体を現したせいで失敗すること自体は別に良いんだよ。さすがにここまで来てガンダル出さないわけにも行かないだろうし白のマーロールとの遺恨もある。 何が良くな…

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バレエダンサー ルーマ・ゴッデン 偕成社

親兄妹の誰にも期待されず、常にみそかっす扱いの少年デューン。 しかし、彼は誰よりも強い翼を持っていた。 イギリスを舞台に、様々な困難にぶつかりながらもバレエダンサーとして成長していく様を描いた少年小説の傑作。 バレエに魅せられ、才能を開花させていくデューンの描写が素晴らしい。 デューンの才能は周りを巻き込み、少年が居るべき場所へと導いていく。 いやあ、ほんとに面白かった…

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月曜日の水玉模様 加納朋子 集英社文庫

けっこうシリアスなネタを使っているわりに、読後はほのぼのとした気分にしてくれるあたりが加納朋子の本領発揮というか。 OLが主人公ということもあって、初期の赤川次郎をちょっとだけ思い出したり。 フェイバリットは、ミステリ的結構とストーリーがうまくかみあった最終話「日曜日の雨天決行」。 基本的に短編集は苦手なんだけど、連作ミステリならオッケーなんだよね。 そういう人種は、意外…

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銀河のワールドカップ 川端裕人 集英社

サッカーファンである川端裕人が描く最高のサッカー小説。 挫折した元プロサッカー選手の再起の物語であり、サッカーの楽しさ溢れる少年小説でもある。 サッカー小説で難しいのは試合シーンの描写なんだけど、これが素晴らしい。 小説中盤のアマリージョ戦においてプレデターが究極のトータルフットをかいま見せるあたりも実に燃えるんだけど、全ての伏線が凝縮するラストゲームが圧巻。 いや、正直…

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げんしけん 9巻 木尾士目 講談社

やっと出ました最終巻。 今回も前巻に引き続き書き下ろしが充実、待った甲斐がありました。 連載終わってから時間がかかるという点はあるとしてもこういうスタイルは満足感があって良いです。 さて内容ですが、8巻は笹荻の回だとすれば、最終巻は斑目に尽きるというか。 とにかく斑目の春日部への片想いのエピソードがいろいろ身につまされて読みごたえ抜群でした。笹荻ラブコメも良いんだけど、「げん…

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タイスの魔剣士 グイン・サーガ 111 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

いやあ、今回は面白かった。 グインの戦士としての圧倒的な戦闘力を披露しつつ、戦いを通じてグインの記憶が整理されてくるという展開。 タイスの四剣士の一人、タリアのドーカス・ドルエンこと青のドーカスとの試合は燃えるものがあったし、夢枕獏の『キマイラ吼』を思わせるような白のマーロールとのケレン味のある戦闘シーンがまた素晴らしい。 しかも、戦いが佳境を迎えるなかで次巻に続くという殺生な…

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ソフィアの正餐会 クラッシュ・ブレイズ 茅田砂胡 中央公論新社C★NOVELS

クラッシュ・ブレイズシリーズ第6弾。 今回は全寮制のお嬢様学校「聖ソフィア学園」にルウとシェラとリィ(リィは近くの男子校だけど)が潜入、襲われた少女の謎を探る学園ミステリ。 かと思いきや、きっちり前作の続編になっているところがミソ。 ミステリ的には島田荘司『占星術殺人事件』とか栗本薫『天狼星』をちょっとだけ思い出したかな。 基本的にいつものノリなんであんまりそういう感じはないんだ…

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邪魅の雫 京極夏彦 講談社ノベルス

三年ぶりの新刊は、外伝あたりでよく噂になっていた大磯の事件のお話。 今回は話の構造上榎木津がほとんど活躍しないし、京極堂もあいかわらず出番だけはかっこいいけど、あんまり有効じゃない。 で、代わりにメインで活躍するのが、益田と青木になるんだけど、さすがに地味さは否めない。でも京極版『踊る大捜査線』って感じでこれはこれで悪くないのであった、山下警部補がなかなか良い味出してたしなー。 …

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快楽の都 グイン・サーガ110 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

作者自らががあとがきで書いてるように、今回は「タイス観光案内篇」。 表紙はリギアかな。 快楽の都タイス、世界一の歓楽街ロイチョイ通り、実に美味そうなヒツジの串焼きなどの描写は流石というか。 基本的にグインがメインに話が進んだのもあって少なくとも読んでる間は面白かった。 この後どうやら、ガンダルとの武闘大会での対決という展開になりそうなんだけど、たしかにそれはそれで面白くなりそう。…

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陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦 講談社文庫

『邪魅の雫』発売と言うことで現在、読書中。何しろ三年ぶりということでリハビリ代わりに三年前の前作を再読したのでまずこちらから感想を。 正直、最初読んだときはそれほど面白いと思わなかった。 榎木津はあんまり活躍しないし、関口はあいかわらず鬱陶しい、真相もある程度早い段階でわかる、さすがに京極堂の憑物落としは圧巻だけど五年ぶりの新作にしては物足りない。 でも、あらためて読んでみて、…

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