犬坊里美の冒険 島田荘司 カッパノベルス

司法試験に合格し、司法研修生となった犬坊里美が活躍する新シリーズ第一弾ということだけど、これがかなりの問題作。


司法制度に巣くう冤罪の構造をメインに据えたプロット、死体消失事件のトリックはさすが島田荘司と言えるのだけど、もう一つのメインである犬坊里美の泣き虫司法研修生、頑張るみたいな成長小説パートに難がありすぎる。

何が酷いって、「はいー」とか「ありがとうございますぅ」と27歳の女性とは思えない言葉遣い。
今までも気にはなってたんだけど、主役にするとここまで鬱陶しいとは思わなかったよ。


ただ、法廷で行われるラストの謎解きのインパクトはある意味このキャラクター設定だからこそってのはあるんだけど。


ちなみに、御手洗潔の出番はないけど、石岡は電話だけとはいえ美味しい役で登場してます。
このへんの里美の一途なところは良いんだけどなあ。



犬坊里美の冒険
犬坊里美の冒険
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島田 荘司
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