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<<   作成日時 : 2010/02/27 00:37   >>

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のだめカンタービレ アンコール オペラ編 AKT:4(ネタバレ)
表紙 「ドン・ジョバンニ」作曲 アマデウス・モーツァルト
扉絵 名作オペラシリーズ4 『ニーベルングの指環』より「ワルキューレ」 作曲・リヒャルト・ワーグナー(ブリュンヒルデ=のだめ 馬=千秋?)


裏軒前

「夜の女王」に会いに行かねーか?」

「裏軒!?」
「まぁなんつーか……今日はこっちから入ってくれないかな」
裏軒の2階!?

「峰 MINE」の表札
「ここがうちの家のほうの玄関…」
凝ったデザインの玄関を開ける峰
「ただいまー 母ちゃーんいるー?」

えええ〜〜!? ロココ調!?
シャンデリアなどきらびやかな装飾品が並んだリビングに驚く千秋。

「あれ〜3階かな〜? 母ちゃーん開けるぞー」
いまだ驚きを隠せない千秋を尻目に螺旋階段を上がった先のひときわ豪華な部屋の扉をあける峰。

「なによ 出かけるところなのに」
暗がりの中、大きなドレッサーの前で身支度している峰母。
電気を付ける峰。
「あら そこのかわいいお友だちは……うわさの千秋くん!?」
「そう!これが千秋!!」
「まあ〜はじめまして いつも息子がお世話になっているそうで」
[峰十和子](名前紹介)
これが峰母……「夜の女王」!? 峰が女装してる…

「おう! 今回も我らが白い薔薇歌劇団のやるオペラで指揮してくれることになって、わざわざパリから来てくれたんだ!」
「「我らが」?「白い薔薇」?」
はあ?な表情の峰母。
「オレ…オペラの演出やることになった」
「急にやることになったんだけど母ちゃんの大好きな「魔笛」だし、千秋が指揮をしてくれるし、オレまじでいいもの作ってみせるから!! 母ちゃんにも是非観に来てもらいたいし」
気合を入れて力説する峰。
「……だから?」
「だから…金を出資してくれ」
「はあ!?」
何ふざけた事言ってるのな峰母
「金が足りねーんだ!! 市民オペラだから仕方ねーけどでもオレがやりたい演出にはどうしてももう少し金が必要なんだ!!」
「どうかこの私奴(わたしめ)に投資を!! 千秋に免じて」
土下座する峰。
「「貸す」んじゃなくて「投資」なんだ……金を投げろと…」
「投資という名のおこずかいはもう一生分払いました!」
にべなく拒絶する峰母
「え」と固まる峰。
「あなたがどんな道を選ぼうと私は反対したりしないけど今まで十分投資はしてきたから! ヴァイオリンとか、ヴァイオリンとか」
峰に不良債権!?という書き文字のツッコミ。
「あー時間! わたし今日友だちと飲みなのよ じゃあね千秋くん(はーと) オペラ楽しみにしてるからがんばってー 今度デートしてね〜(はーと)パリでもいいわ〜」
言いたいことを言い放って駆け足で消えてゆく峰母、峰母のフリーダムっぷりに呆然な千秋、うなだれる峰。

峰の母は代々この辺の土地を持つ大地主で桃が丘音大の土地も半分貸しているらしい
駐車場をほうきで掃くエプロン姿の峰母(時間貸し駐車場もやっています)


峰辰見(入り婿)

「すまない龍太郎……オレがふがいないばかりに……」
泣く峰父 
「商店街も不況でなかなか寄付も集まらず……」
「いいんだ親父……ポスターやクラシックライフの広告費も出してくれたし」
「ふぉぉ〜もうポスター出来てるんですネ〜 また派手な」
炒飯を食べつつおもむろに会話に参加してくるのだめ
「なんでおまえがここにいるんだ!?」
すかさず突っ込む千秋
「え〜っ だって夢にまでみた裏軒の麻婆が」
「この間もそう言って食ってたろ!!」
「この間は麻婆ラーメン餃子セットで今日は麻婆ハンバーグチャーハンセットです!!」
ご飯粒を口に付け力説するのだめ
「だからってわざわざ横浜から…」
「千秋くんもクラブハウスサンド食べるかい〜?」
「親父!酒っ!! 千秋にも!」

「オレは派手なオペラが好きなんだ!!」
カンッとグラスを叩きつける峰
「夜の女王に電飾つけたいし、でっかい山とかでっかい柱とかゴンドラだって使いたいし!!」
なのに舞台監督(←プロ)が
「できないよこんなの いくらかかると思ってんの?」
「じゃあ電飾に見立てた映像を舞台に投影するとか」
「余計に金がかかると思われ」
「…じゃあせめてでっかい山やゴンドラは…」
「小さい山ならできるよ ゴンドラは…こんなでかいの持ち上げるとなるとバトンの強度が……つーか大体コレ一から作るとすごいお金かかるからやっぱ無理」
「それからこの本物の火も無理だから、消防から許可出ないよ」
「せめてゴンドラだけは使いたくて母ちゃんに交渉に行ったのに〜」
「ゴンドラって結婚式場でもやるのに そんなに大変なんですか?」
てんこ盛りなパフェを食べるのだめ
「そんなんと一緒にすんな!!」
「コマ劇の最後のサブちゃん公演では実物大の漁船が出たっておばあちゃんが」
「夢みたいな事言うなぁぁ」

「いいよな……ヴィエラ先生の所とかさ」
「はぁ?」
クラブハウスサンドを食べてる千秋
「イタリアミラノスカラ座だろー オレDVDでいっぱい観たよ…」
オペラの最高峰……
馬が天を舞うワルキューレ 笑えるくらい華やかなモーツァルト スペクタクルなヴェルディ……
夢のような舞台……
「千秋いつもあんなの見てるんだろ?弟子だし よく無名の市民歌劇団の仕事なんか受けてくれたよな……いくら親友の頼みとはいえ」
「本当はもう帰りたいと思ってるんじゃねーのか?」

「やるのは同じモーツァルトだろ ヴィエラ先生もオレと同じスコアを使ってる オレはちゃんとやりがい感じてるけど?」
クラブハウスサンド片手に優しく微笑む千秋 
「千秋…」
号泣する峰 

同じモーツァルト… 
高らかに歌い上げる杏奈や菅沼の姿を思い返すのだめ 


ハリセン宅〈恩返しコンサート〉
【モーツァルト:ピアノ・ソナタ変ロ長調(K.333)】

オペラからのフィードバックで更なる魅力を増すのだめのピアノ。
聞き入るハリセン、谷岡先生、かおりさん。


稽古場

第一幕〈第7場〉
[嘘をついた罰に侍女たちに口を封じられてしまうパパゲーノ]
フムフムフムフムフム 
錠前を噛まされているパパゲーノ

ファゴットのスタッカートはパパゲーノ 弦楽器のレガートはタミーノ
単純な使い分けだけどキャラを彩る絶妙なコントラスト……さすがモーツァルトだよな

「パパゲーノ!最初のアクションもっと大袈裟に!」
「こうやってさ! タミーノにちょっと待ったー!!と」
ズザーとC字開脚で滑り込む演技をつける峰
「そんでーじたばた!」
V字開脚
「バサバサ!」
M字開脚

「それじゃバカみたいじゃないかー!! 開脚ばっか」
「バカになれって言ってんだよ!!」
虚をつかれた表情を見せるパパゲーノ役男優
「パパゲーノはおバカでかわいい陽気な男だろ!? もう1回!フムフムフム!」
「ちがう!!もっとかわいく!!」

「はぁ〜っ 恥ずかしくて死ぬかと思った やっぱりこんな役受けるんじゃなかった……」
「ここまでお馬鹿で陽気なんて……生き地獄だ……あ〜〜…「かわいい」ってなんぞや……」
赤面しながら頭を抱えるパパゲーノ役

「侍女1は出てくるタイミングあと一小節早く!タミーノたちの歌ってる途中で」
「タタッタタッ♪のところで2回転!」
回る侍女1
「ちがーう!! 回転入るの一拍遅い!」
「侍女3!パパゲーノの歌のタッタ〜ララ♪のところで回転始めて!」
また始まった
侍女の変な動き…
ボソっと突っ込むタミーノとパパゲーノ
「だから少しは歌ってよ!荒井さん」
「歌えないわよこんな変な動きしてちゃ」
「おいっ 荒井さんは回転するの遅すぎなんだよ」

「新人ばっかの市民オペラなんだからさ〜〜 オレはまあベテランだけど」
「そんな難しい「振り」なんか付ける必要あるわけぇ? つーか音楽を邪魔する演出なんてイカンでしょー」
「だから素人の演出家なんて…」
「邪魔はしてないですよ」
ダメ出ししまくる門田を遮る千秋

「たしかに演技も振りも細かいですけど音楽の邪魔はしてないです」
「ちゃんとできるようになればわかりますよ」
呆気にとられる門田と菅沼。

「そこは一、二、三で回るんじゃなくて四歩で回るといいですよ」
「ダンスみたいなもんで右足から一、二ーの左足を横向きに三でターン四で足を揃える」
侍女3にわかりやすく振りをつける千秋

「一、二 三 四!」
きれいに回る侍女3
「それですぐ歌に入れるから」
歓声がわく侍女グループ
「本当だ」 
「よろけないで回れる」
「音楽とズレない」
「ホ〜」
なぜか侍女連と一緒に回転しているタミーノ王子

「で いいんだろ?峰」
「あ……ああ うん サンキュー」

峰のやりたいことはわかる
大がかりなセットや仕掛けがなくても ちょっとした動作や演技で面白く美しく観せること

「そのシーン終わったら一回衣装合わせお願いしま〜す」
徹夜でボロボロの真澄登場。
 
「わぁ〜スケバンじゃない!」
「ホントだー 全然スケバンちがーう」 
見事にリメイクされたドレスを纏う侍女達
「キャー ステキかもしれない〜」
「さっきみたいに回ってみてよ」
回ってみる侍女3
「ドレスがネジが回るみたいに……」
「だから私たち回るのー!?」
「そーだったんだ…… 早く言ってよオ」

「わーっ パパゲーノすげー」
羽を頭や肩につけたパパゲーノを見てわくオペラメンバー
「……たしかにこれは…羽をバサバサしてかわいく見せたくなるよね…」
口を尖らせながらも感心するパパゲーノ
「バカみたいな演技もさ……このオペラは笑っていいんだって雰囲気を出したいんだよ、わかりやすく」
「たぶんうちのお客さんはオペラ初心者が多いだろうからさ」
真剣に語る峰
明らかに峰を見る目が変わった主要メンバーたち

「それより真澄ちゃん この衣装本当に元に戻せるのかよ!?」
「戻せるわけないでしょ! 金持ちのドレスだから思う存分リメイクしてやったわ!!」
「えーマジかよ」 
「どーせもう忘れてるわよ!!」


〈第8場〉
[パミーナ王女を救い出すための魔法のアイテムを女王様から頂くふたり]

王子には危険から身を守り 人の心を変えられる魔法の笛を 
王子の家来になったパパゲーノには銀の鈴を

銀の鈴 魔法の笛があなたたちを守ってくれます♪
銀の鈴 魔法の笛が私たちを守ってくれます♪

すっかり感心して観ている門田と菅沼。
「そうよね……お金のない市民オペラなんだから歌と音楽さえ良ければいいって思ってたけど……逆にオペラを知らない人でも楽しめるように作らないと……」 
「お金がない分 やれることはやらないと!なんでも」
それを聞き微笑む千秋

峰は昔から魅せることは得意だから―――
向いてるのかそうでないのか…
覗いている清良とのだめ


パリ ルー・マルレオーケストラ 定期公演前リハ会場

「なにコレ?」
エリーゼ自筆のスケジュール帳「千秋のお仕事すけじゅーる☆」を手に取る千秋(仕事で一時帰仏中)。

「なにってあなたの今後……この先のスケジュールです!」
ペンを銜え仁王立ちのエリーゼ
「すごいでしょ〜キレイに埋まってて 不況だからリーズナブルでいい指揮者は引っ張りだこみたい〜!」
「ビバ!不況 時代は千秋に微笑んだ!!」
「じゃあ私はこれからジャンのオケに定期公演に行くから アデュー千秋」
「ちょっと待ったー!!」
「ヴィエラ先生のところへ勉強しに行く時間は残すって約束してたのに…なんだ?この過密スケジュール……」
「しかも「アメリカ制覇ツアー」ってなんだ!?」
アリゾナ、ロス、ボストン、ニューヨーク、ニューハンプシャーなどずらりと並ぶアメリカの各都市
「見たまま アメリカで客演の大売出しツアーよ」
オレはオペラから…… パリからも離れていく!?
スケジュール表を手に立ち尽くす千秋

No.6【3/10発売】に続く



表紙&巻頭カラー&特別付録(のだめクリアファイル)付きで登場。


今回は長らく謎の一つだった峰母がついに初登場。
自分の母親の事を「夜の女王」なんて呼ぶんじゃねえよと思いつつも話の流れ的にはなるほどなあと。

たしかにこれなら海外を飛び回ってる風だった事(Lesson111参照)には納得できるというか>峰の母は代々この辺の土地を持つ大地主


ただ、峰はリスキーな立場で覚悟を持って音楽をやってると思ってた事もあって微妙にがっかりはしたかなあと。

でもま音楽をやる事に金がかかる現実を考えれば、リアルっちゃあリアルだよねということで。


さてメインストーリーの方だけど、ダメ出しされまくってた峰の演出が千秋のちょっとした助け舟でその演出にきちんと理がある事が諒解され皆の見る目が変わっていくというわりとベタなストーリーが実に気持ちよく展開、なんだかんだで通じ合ってる千秋と峰の友情シーンが良いんだなあ、これが。


後、今回は少しだけどのだめがピアノを弾くシーンもあってこれがまたなにげに見所だったり。

オペラからのフィードバックを取り込んで更に輝きを増すピアノ!!
恩返しコンサートというシチュエーションがまたいいやね。


ところで、ラストのいきなりな「アメリカ制覇ツアー」展開だけど千秋じゃないけどこれはいったい。

このへんがオペラ編が伸びた理由の一つなんかなあ?

とりあえず忙しさもあって再びのだめとすれ違い&オペラにも支障が出てくるなどなどマイナスの要素しか浮かんでこないのが不吉ではあるんだけど、そんな当たり前すぎる予想を吹き飛ばすような面白展開に期待したいところだなー。

ちなみに、次回は意外にも引き続き6号に掲載されるとの事。

前回も一ヶ月空いたんでてっきり月1連載になったと思ってたよ、来月はいろいろ忙しいんだけどなあ…。



以下羅列でツッコミ
・峰が女装はちょっと可哀想だと思いました>十和子さん
・これだけタイプが違う二人にいったいどういうロマンスが
・裏軒ってようするに親父の意地であり道楽みたいな?
・ま、何にしてもいろいろ複雑そうな家族ではあるんだが、親子の屈託ない様子を見ていればそれなりには良い家族関係なんだろう……たぶん
・あ、でも清良と十和子さんは相性的にどうかという問題も近いうちに出てくるのか
・って相性的には知らないがすれ違いがいかにも多そうだからあんま問題はなさそうだなー
・今回の千秋はほんと格好良かったわー
・真澄ちゃんの才能はガチ
・いちおうランクアップみたいな>リーズナブルでいい指揮者
・そういやアメリカというとRuiの父親がN.Yのオケのクラリネット奏者なんだよね(21巻Lesson120参照)
・ちなみにこのLesson120で千秋は「いつかオペラも振りたい」って言ってたりする



のだめカンタービレ アンコール オペラ編 AKT:5(Kiss.6号)の感想はこちらから
のだめカンタービレ アンコール オペラ編 AKT:3(Kiss.3号)の感想はこちらから
のだめカンタービレの漫画、ドラマ、アニメの感想はこちらから






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コメント(4件)

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TALKING MANさま、当たりでしたね! 峰ママだったとは!
千秋のアメリカ行きは、意外でした。アメリカは、菊池君がボストンにいたんでしたっけ?
あと、デプリースト氏にも会うのかな〜。
のだめラブ
2010/02/27 08:47
>当たりでしたね! 
いちおうそういうパターンもあるとは書きつつも返す刀で否定しちゃったんで当たったとは^^;

>千秋のアメリカ行きは、意外でした
特に伏線もなかったよなあということで、ほんと意外でした

>デプリースト氏にも会うのかな
ああすっぱり忘れてましたがなるほどそれはあるかも^^
TALKING MAN
2010/02/28 22:18
アメリカツアーは、のだめとの絡みの延長じゃないでしょうかね・・。二人でまた成長していけばそれでいい・・なんてつぶやく千秋。とか。ま、そういうだろうと思って適当にのだめつけといたから!って押すエリーゼ&ミルヒーとか。やっぱりミルヒーが押してるんじゃ・・と思うんですよね。
アメリカでルイの両親なんて出てきたらどうしよう(><)

オペラ編なのはとりあえず日本人キャラをもう一度おさらいしとくための章だとすると、絶対多賀谷彩子はどっかで出てくるハズ。しかもソプラノだし〜★
いやいや、誰が出てなかったっけな〜って思いつつ読むのもまたアリかもしれませんね。
今週はのだめのピアノシーンがちょこっとあったので個人的には満足でした。Vサイン。


るんるん
2010/02/28 23:52
>ま、そういうだろうと思って適当にのだめつけといたから!って押すエリーゼ&ミルヒーとか
なるほどー、アメリカ客演の大売出しツアーのご褒美にって事でラストはのだめとのコンチェルトでまとめるみたいな
それはなかなかに素敵な終わり方ですねー

>アメリカでルイの両親なんて出てきたらどうしよう
エリーゼ的に言えばタイミングよく里帰り中なRuiをブッキング、親子共演で話題を作ってウホウホとかないこともないような^^;
TALKING MAN
2010/03/02 00:20

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