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〈aXe〉〈ザンギャ君〉〈伴道全教授〉〈044APD〉〈頭狂人〉。 奇妙なハンドルネームを持つ常軌を逸したミステリマニアがネット上で交わった時、驚異の殺人ゲームが始まる……。 謎造りのために自ら殺人事件を起こしそれを謎として披露するという前代未聞の設定はさすが歌野晶午というべきか。 著者によるともともとこのアイデア自体は前からあったそうだけど、あまりにリアリティが亡くボツにしてたのを、時代が追いついたということで蔵出しした模様。 実際、今のご時世ホントにやる人がいそうでそういう意味では洒落にはなってない気も。 とまあたしかに悪趣味ではあるのだけど、トリックの多彩さと豪華さは本格ミステリ的にかなり秀逸。 特に〈044APD〉が犯人役の「求道者の密室」はそこまでやるかってあたりが個人的にはツボだった。 ただ、ラストの処理は賛否別れそう。 警察関係が混じってるんだろうなというのと〈頭狂人〉の正体はともかく、〈044APD〉の正体はそう来ますかみたいなサプライズがあったんでこれはこれでありかと思うんだけど、さて。 2008年版『このミステリーがすごい!」12位。 密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社ノベルス) posted with amazlet at 08.05.04 歌野 晶午 講談社 売り上げランキング: 166672 他、お薦め 夕陽はかえる 霞流一 早川書房(このミス9位) インシテミル 米澤穂信 文藝春秋(このミス10位) 2008年版 このミステリーがすごい! 宝島社 もっとすごい! このミステリーがすごい! [別冊宝島1503] |
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