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help リーダーに追加 RSS 2008年4月に読んだ本

<<   作成日時 : 2008/05/18 22:41   >>

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悪人 吉田修一 朝日新聞社

悪人

2008年版『このミステリーがすごい!」17位。

吉田修一の新境地というべき傑作。
こういう救いがない話をドキュメンタリータッチで描く(宮部みゆきとか桐野夏生とか)というお話は好みではないんだけど、そこはさすが吉田修一というべき筆力で圧倒的に読ませます。



首無の如き祟るもの 三津田信三 早川書房


首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)


2008年版『このミステリーがすごい!」5位。

刀城言耶シリーズ第3作。

横溝正史を思わせる土俗的な舞台設定、そして構成&トリックの組み合わせの妙が秀逸。
ただ構成上仕方がないにせよ、人物造形が全般的に薄いのがちと物足りなかった。




厨房ガール 井上尚登 角川書店


厨房ガール!


料理学校を舞台に『WORKING』のまひるを思わせるヒロインが活躍するラブコメ風味な連作ミステリ。
ミステリとしては弱めだけどとにかく楽しい小説に仕上がってます。

これはドラマに向くんじゃないかなあ。




いのちのパレード 恩田陸 実業之日本社
ジャック・フィニイ、ジョン・コリアなど早川書房の異色作家短編集へのオマージュと言うべき幻想と怪奇に満ちた短編集。
感想はこちらから。





股旅フットボール―地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影 宇都宮徹壱 東邦出版
スポーツナビなどでお馴染みのノンフィクションライター宇都宮徹壱がJFLのさらに下、4部のカテゴリーである地域リーグを取材、そしてそこからJリーグ「百年構想」の光と影を描き出した意欲作。


股旅フットボール―地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影

詳しくは『股旅フットボール』著者インタビュー参照(スポーツナビ)。




ホルモー六景 万城目学 角川書店

ホルモー六景


鴨川ホルモーの続編というよりはスピンアウトというべき連作短編集。

なかでも語りの上手さが光る「もっちゃん」と前作で気になっていた高村の奇行とラストでのいきなりなカップル誕生の裏話をフィニィ風に描いた「長持ち」が秀逸。
後、あいかわらず京都小説としても完璧。




刀語 第十二話 炎刀・銃 西尾維新 講談社BOX

刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)

刀語完結編。

そんな結末なんてありなのかというラストではあるものの結局こうなるしかなかったんだろうなあ。
とまあ、個人的にはわりと納得できたんだけど、納得がいかない人の気持ちもわからなくはなかったり。




密室殺人ゲーム王手飛車取り 歌野晶午 講談社ノベルス
2008年版『このミステリーがすごい!」12位。
感想はこちらから。




神託の夢 ドラル国戦史 3 デイヴィッド・エディングス ハヤカワ文庫FT
〈ベルガリアード/マロリオン物語〉〈エレニア/タムール記〉などの傑作で知られるエディングス待望の新シリーズ第3作。
感想はこちらから




旅立つマリニア グイン・サーガ120 栗本薫 ハヤカワ文庫JA

旅立つマリニア (ハヤカワ文庫 JA ク 1-120 グイン・サーガ 120)


グイン関連はいまだ納得いかないものの、ここに来てついにミロク教が本格的に絡んできたのは興味深い。
ちなみに気になる作者の容態だけど、現在、退院&リハビリの日々とのこと。


栗本薫『ランドックの刻印 グイン・サーガ 119』の感想はこちらから




グランドマスター 総長はお嬢様 樹川さとみ コバルト文庫

グランドマスター!総長はお嬢さま (コバルト文庫 き 5-34)

「楽園の魔女たち」シリーズで知られる樹川さとみの新シリーズ第1作。
いかにも少女漫画的な設定(総ハーということではなさそう)ではあるけど、まずまず楽しく読めた。




再読本
聖の青春 大崎善生 講談社文庫
感想はこちらから。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
悪人良いですよね(変な字ずら)内容としても、センチメンタルぶりも紙一重なところなのに読ませますね
首無き...も面白かったけど、もっと何か深いものとか、重い物とか、えぐいものとかあったら良かったな〜って思います
きりり
URL
2008/05/18 23:04
>センチメンタルぶり
あの切実な逃避行は特に好きでした。

首無きは救いのないの話のわりにはサクサク読めたというかそんな感じでしたね^^
TALKING MAN
2008/05/20 00:08

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