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「奇想短編シリーズ」と銘打って「Jノベル」という雑誌に三年半にわたって連載された短編+書き下ろしの「夜想曲」と全部で15編を収録。 ジャック・フィニイ、ジョン・コリアなど早川書房の異色作家短編集へのオマージュと言うべき幻想と怪奇に満ちた短編集。 正直、ピンと来ない作品もあったりしたけど、蟲師っぽい雰囲気の「蝶使いと春、そして夏」、幻想的なイメージが鮮烈な「かたつむり注意報」、ブラックな結末の「あなたの善良なる教え子より」、ミュージカルパロディが楽しい「エンドマークまでご一緒に」、筒井康隆テイストを強く感じる「走り続けよ、ひとすじの煙となるまで」「SUGOROKU」などなど、全体的な印象としてはさすが恩田陸というべきクオリティで値段分はきっちり楽しめます。 そうそう、古き良きSFを感じさせる唯一の書き下ろし「夜想曲」がまた良いんだ。 『クレオパトラの夢』の感想はこちらから 『ユージニア』の感想はこちらから 『夏の名残りの薔薇』の感想はこちらから 『蒲公英草紙―常野物語』の感想はこちらから 『MAZE』の感想はこちらから 『ネクロポリス』の感想はこちらから 『ネバーランド』の感想はこちらから 『チョコレートコスモス』の感想はこちらから 『麦の海に沈む果実』の感想はこちらから 『木曜組曲』の感想はこちらから 『朝日のようにさわやかに』の感想はこちらから |
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