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help リーダーに追加 RSS もっとすごい! このミステリーがすごい! [別冊宝島1503]

<<   作成日時 : 2008/02/16 23:04   >>

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「このミス」20周年を記念したスペシャル版。





20年のベスト・オブ・ベスト(国内編の1位は宮部みゆき『火車』、以下、山口雅也『生ける屍の死』、京極夏彦『魍魎の匣』、原りょう『私が殺した少女』、大沢在昌『新宿鮫』などなど順位はともかく錚々たるメンツ)、そして20年間のベスト20を解説付きで全て掲載。


これだけでも資料的価値は高いんだけど、何と言っても他では実現しないと銘打った国内の歴代1位全作家インタビューが圧巻。

特に初期の船戸与一、志水辰夫あたりが印象深かった、久々に冒険小説が読みたくなったよ。後あいかわらず空気を読まない高村薫のインタビューは違う意味で面白かった。

とまあ、これで650円はけっこうお得なんじゃないかと。


ちなみに20年約400冊のうち既読は307冊。
その中であえてベスト6を選ぶとこんな感じに。

1 蒼穹の昴 浅田次郎 講談社文庫(1997年6位)

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)


2 ガダラの豚 中島らも 集英社文庫(1994年5位)

ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)


3 鉄鼠の檻 京極夏彦 講談社文庫(1997年7位)

文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)


4 依存 西澤保彦 幻冬舎文庫(2001年8位)

依存 (幻冬舎文庫)


5 男は旗 稲見一良 光文社文庫(1995年5位)

男は旗 (光文社文庫 い 39-3)


6 黒と茶の幻想 恩田陸 講談社文庫(2003年14位)

黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)


1と2に関しては、作者の最高傑作にして読んでない人は人生に置いて一ついや二つ損してるとあえて言い切りたい超絶面白エンターテインメント。
二作ともそれなりのボリュームがあるけど、それを歓迎こそすれ負担に思うことはあり得ないだろう。

3と4は好きなシリーズ物から。
インパクトなら『魍魎の匣』、完成度なら『絡新婦の理』だけど、一番読み返してるのは『鉄鼠の檻』だったりする。
『依存』は青春ミステリとも読める匠千暁シリーズの到達点。

5は、わずか9冊の著作を残して94年に亡くなった著者による大人の童話。

6は、恩田陸らしさが存分に出てるのと、後はごくごく私的な思い入れで。



海外編は約400冊のうち148冊読了。

1 リプレイ ケン・グリムウッド 新潮文庫(1991年6位)

リプレイ (新潮文庫)


2 少年時代 上下 ロバート・R・マキャモン ヴィレッジブックス(1996年2位)


少年時代〈上〉 (ヴィレッジブックス)



3 IT スティーブン・キング 文春文庫(1993年4位)


IT〈1〉 (文春文庫)


4 クリスマスに少女は還る キャロル・オコンネル 創元推理文庫(2000年6位)

クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)


5 ストリート・キッズ ドン・ウィンズロウ 創元推理文庫(1995年2位)

ストリート・キッズ (創元推理文庫)


6 黄昏にマックの店で ロス・トーマス ミステリアス・プレス文庫(1993年5位)

黄昏にマックの店で (ハヤカワ文庫―ミステリアス・プレス文庫)

1はミステリというよりは時間物のSFか、2と3はそれぞれの作者の最高傑作、4は読み終えると涙が止まらなかった、5は切なく愛しい青春ハードボイルド、6は大人の香り漂うエンターテインメント。


2008年版 このミステリーがすごい! 宝島社の感想はこちらから




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コメント(2件)

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え〜TALKING MANさんそんなに読んでるんですか!凄い!650円ってお徳ですね 「ガダラの豚」は、他の方も絶賛してたので気になってたので読んでみます
きりり
URL
2008/02/17 03:03
ブログ始める前まではけっこう読んでたんですよ、ブログ始めたら激減しましたが^^;
TALKING MAN
2008/02/17 22:31

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