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東西の大手ヤクザ、そして地場の独立系ヤクザが三つ巴の様相を呈してるきな臭い街を舞台にそんなヤクザ相手の依頼をメインに営業する私立探偵「俺」を主人公にした連作ハードボイルド。 こうやって書くと殺伐とした印象を受けるかも知れないけど、実際読んでみると悪人ではあるけどどこか憎めないキャラクターたち(いなくなった愛犬探しを依頼する犬馬鹿組長、恋女房にメロメロな悪徳刑事、年甲斐もなく一目惚れした女探しを依頼する組長などなど)が織りなすユーモアピカレスクに仕上がっていて、リーダビリティは抜群。 いくらでも引っ張れそうな設定なのにそれなりのオチをつけて終わらせたあたりも好感が持てます。 こういう気の利いた小説はありそうでなかなかないんんだよね、いやこれは収穫でしょ。 |
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