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陽介、歌義、まり恵、綾。中学の同級生だった四人の恋模様と共にさまざまな事件が…。 柴田よしきが贈る京都を舞台にした温かくも切ない青春ミステリーの佳作。 趣向としては『ふたたびの虹』とほぼ同じなんだけど、この作品のミソは舞台が京都というところ。 柴田よしきの京都物は他の柴田作品とはまた違った魅力があると思う。 陽介と同じく京都に住んでいた時分には名所にはほとんど行かなかった口だけど、この小説読むと行っておけばよかったなあとちょっと後悔したり。 時は行き、人は入れ替わり、木々は芽生えて枯れてまた芽生え、建物が建てられて朽ちてまた、建てられる。 「思い出の時効」での綾の述懐なんだけど、これはたしかになんとなく実感としてわかるんだよね。千年の都は伊達じゃないってさ。 柴田よしき『ふたたびの虹』の感想はこちらから |
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