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米澤穂信の新作はパラレルワールドもの青春ミステリー。 二つの世界のほんのちょっとした差違。 真相に至る中で、今の惨めな境遇は全て自分が招いたことだという事実を突きつけられるリョウ。 主人公の絶望感がひしひしと伝わってきて、読んでいて思わず心が痛くなります。 しかも元の世界に戻ったリョウに繋がったサキの電話で救われたかと思わせておいて、あのラスト。ほんと救われない話だよ。 『さよなら妖精』も切なすぎるラストで落ち込んだけど、あれとはまったくベクトルが違う。どっちかというと ちょっと前に読んだ若竹七海『水上音楽堂の冒険』に通じる救いのなさというか。 ただ、それでもなお絶望の中にある一縷の希望を信じたいところもあるんだけどね、甘いかな。 とまあ、万人にはお勧めしがたいところはあるけれど、舞台となった金澤の町の描写など文章のディティールはたしかだし、構成の巧さは言わずもがな。 衝撃的なラスト一行を含めて、一読忘れがたい作品で個人的にはお勧めです。 このミステリーがすごい! 2007年度版15位。 『春期限定いちごタルト事件』の感想はこちらから 『犬はどこだ』の感想はこちらから 『クドリャフカの順番』の感想はこちらから 『夏期限定トロピカルパフェ事件』の感想はこちらから 『インシテミル』の感想はこちらから |
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米澤穂信 「ボトルネック」
かつての恋人ノゾミを弔うため、彼女が死んだ東尋坊に来た僕は 強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった しかし目覚めると、そこは金沢の街並 急いで帰った僕は、自宅で知らない女性に出迎えられる 何かが違う 僕の家のはずなのに間違い探しのように少しづつ.... ...続きを見る |
聞いてあげるよ君の話を 2007/01/05 03:01 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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TALKING MANさん 明けましておめでとうございま〜す |
きりり 2007/01/05 02:58 |
明けましておめでとうございます |
TALKING MAN 2007/01/05 23:49 |
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