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help RSS 陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦 講談社文庫

<<   作成日時 : 2006/10/03 22:14   >>

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『邪魅の雫』発売と言うことで現在、読書中。何しろ三年ぶりということでリハビリ代わりに三年前の前作を再読したのでまずこちらから感想を。

正直、最初読んだときはそれほど面白いと思わなかった。

榎木津はあんまり活躍しないし、関口はあいかわらず鬱陶しい、真相もある程度早い段階でわかる、さすがに京極堂の憑物落としは圧巻だけど五年ぶりの新作にしては物足りない。

でも、あらためて読んでみて、その完成度の高さにやっと気づき、一気に評価が上がった。

この長大な物語は、事件の謎を解き明かすためではなく、すべては彼の憑物を落とすために存在するというか。ようするにこの小説を成立させるためには、これだけの長さが必要だったわけだ。

ゆえに、もの悲しくやりきれない話ではあるけれど、後味は不思議に悪くない。ほんと良くできてる。

そうそう、横溝正史がちょい役で出てきたけど、こういう趣向はわりと好きだな。


文庫版 陰摩羅鬼の瑕
文庫版 陰摩羅鬼の瑕
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京極 夏彦
講談社



邪魅の雫
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは 
宴..の盛り上がりの後、この本は趣向が違って綾辻氏の館系とか他のミステリーを読むような..京極堂として読んでいて少しトーンダウンしたと言う印象を覚えてます 
でも邪魅を読んで、過去の作品の面白さとかを思いだして再読せねばと思ってます たぶん印象が変わるんだろうなと
きりり
2006/10/07 13:49
こんにちは

『邪魅の雫』は『陰摩羅鬼の瑕』より読んでて面白いけど、カタルシスが足りないという意味で対照的だなってのが第一印象です。

ただ、また読み直せば変わる可能性はありますが^^;

というわけで、近日中に『邪魅の雫』の感想をアップする予定なんで良かったら読んでやってください
TALKING MAN
2006/10/08 13:44

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