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zoom RSS 邪魅の雫 京極夏彦 講談社ノベルス

<<   作成日時 : 2006/10/12 21:45   >>

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三年ぶりの新刊は、外伝あたりでよく噂になっていた大磯の事件のお話。

今回は話の構造上榎木津がほとんど活躍しないし、京極堂もあいかわらず出番だけはかっこいいけど、あんまり有効じゃない。

で、代わりにメインで活躍するのが、益田と青木になるんだけど、さすがに地味さは否めない。でも京極版『踊る大捜査線』って感じでこれはこれで悪くないのであった、山下警部補がなかなか良い味出してたしなー。

ちなみに今回はある意味『陰摩羅鬼の瑕』と対照的と言える。

『陰摩羅鬼の瑕』の場合動きが少なかった代わりにラストのカタルシスはあったのだけれど、この作品の場合事件は動くが、読後のカタルシスは低く、後味も悪い。

構造が微妙に『絡新婦の理』を思わせつつ、実は全然違うってのがミソというか。

とまあ、シリーズ読者ならいろんな意味で楽しめるんだけど、初めて京極シリーズを読む人が読んで楽しめるかはかなり謎。

もちろん、いきなりこれから読み始める人は少ないだろうけど。


邪魅の雫
邪魅の雫
posted with amazlet on 06.10.12
京極 夏彦
講談社


このミステリーがすごい! 2007年度版12位

『陰摩羅鬼の瑕』の感想はこちらから

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京極夏彦「邪魅の雫」
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聞いてあげるよ君の話を
2006/10/13 00:23
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Akira's VOICE
2006/10/28 17:23
邪魅の雫 京極夏彦
ブックデザインは熊谷博人・釜津典之。カバーデザインは板野公一。カバー挿画は石黒亜矢子。組版レイアウトは京極夏彦。読んだ作品「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」「狂骨の夢」「鉄鼠の檻」「絡新婦の理」「塗仏の宴 宴の支度」「塗& ...続きを見る
粋な提案
2007/01/29 14:15

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは 私もこの本から読む人は可哀想だな〜と思いましたよ 京極夏彦なんだよ!って
川が流れておぼろげな記憶とか狂骨を感じたり、女からみで絡新婦..と似てるような前評判を聞いたけど、まったく違いました 読み終えれば面白かったとは思いますが、次回に期待と言うことで
きりり
2006/10/13 00:31
すいません 何故かTBがダブってしまいました
きりり
2006/10/13 00:32
こんばんは

たしかに読みにくいし、正直物足りないところはあるんだけど、それすらも作者の意図通りなんじゃないかと思ったりもします。

次作はせめて一年後ぐらいに読めるといいんですが。

>何故かTBがダブってしまいました
いえいえ気になさらずに。
TALKING MAN
2006/10/13 19:09

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