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実に恩田陸らしいというか恩田陸ならではのミステリー。 癖のあるキャラクターたちが織りなす濃いい人間関係。 一章ごとに語り手が代わるだけではなく、死者も変わっていく。どこからが事実でどこまでが虚構なのか。繰り返されるモチーフ。執拗な引用。 とまあ構成的には面白い(序盤、強烈に存在を主張する三婆はある意味ひっかけなわけだ)のだけど、さすがに引用が過剰な気がします。 ある程度、必然性は理解できるんだけど。 そうそう、この本を読むと映画「去年マリエンバートで」が見たくなるんだよなあ。 夏の名残りの薔薇 (文春文庫 お 42-2) posted with amazlet on 08.03.14 恩田 陸 文藝春秋 (2008/03/07) 売り上げランキング: 313 2005年2月読了 恩田陸『蒲公英草紙』の感想へ 恩田陸『クレオパトラの夢』の感想へ 恩田陸『ユージニア』の感想へ 恩田陸『ネクロポリス』の感想へ 恩田陸『MAZE』の感想へ 恩田陸『ネバーランド』の感想へ 恩田陸『チョコレートコスモス』の感想はこちらから 恩田陸『麦の海に沈む果実』の感想はこちらから 『木曜組曲』の感想はこちらから 『朝日のようにさわやかに』の感想はこちらから |
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